山口市立美術館の面白いと感じたこと

夏休みを使って、山口県に観光に行き、山口駅から徒歩15分のところにあるザビエル像を求めて歩きました。しかしザビエルがいない!変わりに美術館の看板が見えてきました。

 

美術館に行くことに考え方をシフトしました。なぜ美術館に行くことにしたかと言えば 入口近くのワイルドな岩場と人工渓流がすごく綺麗なので、きっと美術館内部も大満足に違いないとそこで判断したのです。

 

美術館は入ってみるとかなりの広さでした。
コレクション常設展300円に入ることにしました。

 

抽象画コーナーは、大雑把に絵を描いたものがありますが、カラフルだなあと言う印象ですね。

 

写真展は昔の女の人の写真とか技術の上手さと白黒なのだが モノクロ感もいいねと感じました。

 

シベリアで捕虜にされた画家のシベリア体験記をアートで表したものがありました。こちらのコーナーは解説をじっくり読めば読むほど 今の世の中では とても考えられない苦しい状況が伝わってきました。

 

捕虜だなんて 労働で死にかけることもあったとか、そして脱走してもシベリアの果てしない雪山を超えるのは絶対無理だ いけどもいけども雪の白さだけが視覚にあると 書いた文章など印象深いです。

 

そして雪舟の昔の絵巻物もあり山水画とはこれやがなと思いました。細かい山々や人が風流で、みていて落ち着きました。
さらに「絵巻物コーナー」では 人間に恋して仙人の座がなくなる男の物語が印象深いと思います。

 

また、学問の神様菅原道真と神々の話など絵巻物で描いた物語は 架空でもつい見入るほど 内容が印象深く書いてあるのです。

 

ここの美術館は安いしボリュームもあるし、立地条件もいいし、開放的な外観内装ともに素敵だと思います。

ここから博物館などもありましたが、流石に時間がなく立ち寄れませんでした。