リーガル・ハイを観直しました。

最近、リーガル・ハイというドラマを観直しました。
リーガル・ハイとは、4年前に放送されたドラマです。
新米弁護士である黛真知子がやり手弁護士である古美門研介とともに、様々な判例を通して成長していくストーリーです。

 

新垣結衣さん演じる黛真知子は正義感に溢れ、「真面目に生きている人が報われるべき」という信念で弁護にあたり、堺雅人演じる古美門研介は「金と力があるものが勝つ世の中」というスタンスで仕事をしています。

 

久しぶりに観ましたが、やはり面白い!!
古美門研介は端から見ると最低な性格なのですが、やることも筋が通っていて、請け負った仕事は必ず勝訴に導くので彼には納得せざるを魅力があります。

 

最初は「サイテーな弁護士!」と罵っていた黛真知子も、彼から学ぶことも多く、自分が掲げている信念は本当に正しいものなのか?理想を並べ立ててしまっているけれど、自分はまだまだ力不足で、実際に別の切り口で勝ちに導くのは古美門研介。
自分に自信を無くしてしまいます。

 

だいたい1話につき1事件で読み切り完結型で話が進んでいくのですが、ゲストキャラの演技も上手く、脇キャラの人生にまで想いを馳せてしまいます。

 

ちなみに、このドラマは推理ドラマではないので、「本当に被告が罪を犯したか?」という問題より、「いかにして担当した相手を弁護するか」という話に焦点が当てられています。

 

その証拠に、第一話の犯人は殺人の罪で古美門研介の弁護対象となるのですが、彼が実際に殺人を犯したのか?ということは最後まで分からないままです。

 

弁護士の仕事は対象を弁護することで、けして事実を追求する仕事ではない、ということを第1話からハッキリと突きつけてくる作品です。

堺雅人さんのコミカルな演技も光っていますので、興味のある方は是非御覧ください!